『日本美術・この一点への旅』
山下裕二／集英社

“この作品を見るためなら、旅してヨシ！”
というコピーに、思わず笑ってしまいました。

ある作品のために旅行をする……
それもただ一点の作品を見るために……
カッコイイじゃないですか！

複数の有名な作品があるからその美術館へ行く、のではなく、
ただ一点の作品に時間を使う……考えたことがありませんでした。

入館料や交通費の事を考えて、
少しでも多くの作品を見たり観光したり……って、なりますよね。

そういった中でこれは、作品本位で選んだ美術館を紹介した本です。

我が三重県からは……三重県立美術館が紹介されております。

誰のどんな作品か、わかりますか？

それにしても、全国各地に「これ！」と推せる作品が
存在しているものなんですね。