『ホラー小説大全　完全版』
風間賢二／青土社

ホラー小説とは

『読者を怖がらせることにほとんどの力点がおかれている』
のだそうです。

ほぼ、読者を怖がらせるためだけの小説……
怖い本が嫌いな者には苦痛以外ナニモノでもない小説ですね……

しかし、この本は怖いだけではありません。

ホラー小説の読者を怖がらせる仕組み、
18世紀から21世紀までのホラー小説の全貌を明らかにした1冊なのです。

それにしても、「怖い」対象・「恐怖」の対象って、
地域・国によって全く異なりますよね。

日本のホラーが海外でどこまで通用するのか。

反対に、海外のホラーが我々日本人にどこまで通用するのか。

気になりますね～