『見るだけで楽しめる！新装版 平城京のごみ図鑑
最新研究でみえてくる奈良時代の暮らし』
奈良文化財研究所：監修／河出書房新社

1300年前の人にとっては「ごみ」でも、
現代の私たちにとっては貴重な資料。

大極殿周辺や長屋王邸宅跡など、
有名な場所から発掘される「ごみ」って、
気になりませんか？

そもそも、発掘された遺品が「ごみ」なのかそうじゃないのか、
どうやって鑑定するんでしょうか？

気になることは多々ありますが、
今私たちが捨てている「ごみ」も
いつか現在を知る貴重な資料になるのかな……
という点が、もっとも気になる部分ではありますね。

遺跡から発掘された「ごみ」から当時の生活事情を読み解く、
非常に面白い1冊です。