店舗紹介
本日の気になる1冊
2023年01月16日(Mon)
『黒衣の外科医たち―恐ろしくも驚異的な手術の歴史』
アーノルド・ファン・デ・ラール:著/福井久美子:訳/鈴木晃仁:監修/晶文社
現在、当たり前のように外科手術が行われていて、
私たちも、何の疑問もなく手術を受けたりしているわけですが、
ちょっと前まで命がけで手術って行われていたんですよね。
と、この本を見て思いました。
麻酔なし、消毒液なし、手洗いなし……焼き鏝で消毒代わり……
想像するだけで恐ろしい。
返り血を浴びても目立たないように、
外科医は黒衣を着ていたとか。
できれば手術などしたくないですけど、
現代に生まれてよかった、と心底思います。
でも、この歴史があっての今日の医学なんですよね。